2018年は認知症患者がゼロになる?コレステロールと脳の関係とは




認知症

高齢化社会を突き進む日本で、最大の心配事のひとつが「認知症」。

団塊の世代すべてが75歳以上になる2025年には、その患者数は700万を超えると言われていて、そうなってくると日本は高齢者の5人に1人が認知症という”超認知症大国”になってしまうわけです。

このまま高齢化が進むと、認知症予備軍が認知症患者を介護するような、わけのわからないことにもなりそうだなぁ…。

なんて思いを巡らせている今日この頃ですが、先日放送された「ホンマでっか!?TV」で、”2018年には日本から認知症がなくなる!?”といった内容を扱っていたのでメモ。

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2018年を大予想!日本から認知症がなくなる!?

1月10日に放送された「ホンマでっか!?TV」で、認知症について発言していたのは環境評論家の武田邦彦さん。

武田さんによると、現在の日本の認知症患者数は約460万人とのことですが、イギリスやフランスだとこの数はぐーんと減って約70~85万人なんだとか。

で、どうして日本ばかり認知症患者が多いのかと言うと、それはコレステロールが関係しているとのこと。

日本では厚労省の働きもあって、これまでコレステロール値を下げることばかりしてきた。

しかし、最近の研究ではコレステロールは神経線維を保護し、脳の情報伝達を素早く行う役割があることが分かっているようです。

つまり、コレステロール値を急激に下げてしまうと、脳の情報伝達に不具合を生じる可能性がある。

また、健康診断などでコレステロールの数値が高いと指摘される場合も、アメリカなどでは400程度の数値を指しており、日本人でそんなレベルの人はなかなかいないんだそうです。

武田さんは”現在は、厚労省でもコレステロールの摂取基準から上限値を撤廃していること”を取り上げ、第一段階が進んだと話していました。

厚労省がコレステロールの摂取量上限値を撤廃した背景

血中コレステロール濃度が上がると、血液がドロドロになって動脈硬化が進むことはよく知られていて、当時は「なにがなんでもコレステロールは悪!」という風潮があったのは、僕もなんとなく覚えています。「卵は1日、1個まで!」とか親に言われたこともあったし…。

そんなコレステロールの摂取量上限値を厚労省が撤廃したのは2014年3月に取りまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の中。

その中で、それまでは男性が750mg/日、成人女性が600mg/日の定められていた制限を撤廃しました。

厚労省はこれまで、18歳以上の男性は1日当たり750ミリグラム未満、女性は600ミリグラム未満の摂取基準値を設けていた。しかし5年おきに改定する「食事摂取基準」の2015年版で、科学的根拠が得られなかったとして基準を撤廃。「食事からのコレステロールは一部に過ぎず、食事から多く取れば、体内で作る量を減らすなどの調整する仕組みがある」と解説した。

毎日新聞

撤廃の理由は簡単。

「コレステロールの高い物をたくさん食べれば、体の中で作られるコレステロールの量が減るので、食べ過ぎたからといってあんまり関係ないですよ」ということらしいです。

だったらコレステロールは食べ放題ってことでいいの?っていうと、少し違う気がするけど、これまでのように気にしすぎなくてもいいよってことなんだと思う。



コレステロールの低下と脳の関係

富山大学名誉教授で、日本脂質栄養学会理事の浜崎智仁氏がいう。

「低下剤は脳のコレステロールも下げてしまうから、記憶障害、睡眠障害、うつ症状、勃起障害などの副作用を起こす。

~中略~

日本でも『コレステロールが高い方が長生きする』とする当学会と、『コレステロールは下げるべき』とする日本動脈硬化学会で議論になっています」

NEWSポストセブン

免疫学の権威で、順天堂大学医学部特任教授(医学博士)の奥村康氏

~中略~

「体内で作られるコレステロールのうち、約30%が脳で作られています。脳はコレステロールも栄養として使うため、脳の働きと深く関係しています。たとえば、子どもの成績とコレステロール値の相関関係を調べると、コレステロール値が高い子は成績もいい傾向にある。子どもに限らず、コレステロール値が高い人は、頭の回転が速く、話の面白い人も多いんです。

300以上ある人は少し下げたほうがいいですが、それ以下ならクスリはまったく要りません。クスリで無理に下げると、無口になって、うつになる。過去に、大学の学者が行ったJRとの共同研究で、駅のホームから飛び込み自殺をした55~60歳男性のほぼ全員がコレステロール値を下げるクスリを飲んでいたという結果も出ています」

欧米では、「コレステロール値は低いほどいい」との概念はないという。

週刊現代

コレステロールの低下と脳の関係については、これまでにもたびたび指摘されてきたみたいです。

血中コレステロールの濃度が上がると、動脈硬化が進むのはもちろん、それに伴って脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まるということは事実だとしても、必要以上にコレステロール値を下げてしまうと、脳に対して何らかの副作用があるとする専門家たちも少なくないようですね。

まとめ

今年中に日本から認知症がなくなるっていうのは流石に言いすぎな気がするけど、コレステロールと脳の関係についてもっと詳しくわかるようになればいいなぁ。

僕はまだ大丈夫だけど、ある日、検査で引っかかってコレステロールを下げるお薬なんて頂いた日には、果たして素直に服用できるだろうか?

高すぎるのはよくないけれど、低すぎるのもなんだかヤバそうなコレステロール。動脈硬化も嫌だけど認知症はもっとつらい気がする。

>>飲酒と認知症の関係について思いを馳せてみた。

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