やりたい人だけやればいいんじゃない?僕がアムウェイに勧誘されて断った話




マルチ商法

僕が以前勤めていた会社で同僚だった男が、マルチ商法(マルチまがい商法?)の勧誘を受けていることが発覚→けっこう本気で悩んでいるのか、何度も同じ相手から説明を受けているそうです (゚ω゚)チーン

なるほどねぇ。最近では「連鎖販売取引」とか言われるらしく、それだったら僕も昔、誘われたことがあります。

僕が誘われたのは連鎖販売取引企業の草分け的存在であり、神であり、絶対王者である「アムウェイ」。

あ、僕はお断りしましたのでやってないですよ。でも、「どんなだったかなぁ」と当時のことを回想しながら備忘録として残しておこうと思います。

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アムウェイってどんな会社なの?

アムウェイコーポレーションAmway Corporation)は、家庭日用品等を連鎖販売取引で販売する企業である。アメリカ合衆国で1959年に設立された。

~中略~

個人が少ない資金でディストリビューター(IBO:独立自営業主)という登録メンバーになり商品を販売する連鎖販売取引のシステムを創りあげた。現在では、約世界100の国と地域に広がり、世界で300万組以上のディストリビューターがいるとされている。日本には、日本アムウェイとして1979年に参入し、1999年に本社ビルを設立し、ビジネスを開始している。

Wikipedia

こんな会社らしです。ふ~ん。ええやん。

………。

でも、Googleで「アムウェイ 被害」とかで検索すると……、なんだかやばそうなんですよね。なんでだろう?

当時の僕は珍しいもの見たさもあり、「〇〇さん(僕のこと)だったら、絶対大丈夫!儲かりますよ!」と目を輝かせる知り合いに連れられて百人規模の説明会に行ってみることにしたわけです。

説明会はこんな感じだった

会場はとあるビルの中にあるイベントホールみたいなところを貸し切って行われていました。

集まった人たちは年齢も見た目の印象も様々。大学生から会社員まで、本当に色んな人がいたと思います。

ホール内に並べられた椅子に着席すると、しばらくして謎の男性が登場。ダイヤモンドDDと名乗るとても元気がよくて色黒の男は、アムウェイの仕組みや、「権利収入」がどれだけ素晴らしいかということを説明していたと記憶しています。

ダイヤモンド氏が語ったアムウェイの仕組み

あ、ダイヤモンドDDっていうのは詳しくは知らないですけど、アムウェイの中での肩書きみたいなもので、結構稼いでいる人ってことらしいです。

ちなみに、僕を連れて行ってくれた知り合いは「エメラルド」だった。

僕の隣の席に座っていたエメラルドな紹介者も、途中で壇上にあがり、あいさつを始めたのでビックリしましたよ。

それにしても、なんで宝石に例えるんだろう(・ω・`)

まぁいいか。

ちなみにアムウェイのレベル?(ダイヤモンドとかエメラルドとか)については、下のブログに詳しく載ってました。

アムウェイのピンレベル別の収入目安

トイレットペーパー

ええと、それで例のダイヤモンド氏は、誘いにのってホイホイ集まった無知な人たちにもわかるように、アムウェイの仕組みをトイレットペーパーに例え、このように説明してくれました。

トイレットペーパーというのはスーパーなんかで購入すると12個入って数百円です。

しかし、これにはとんでもない秘密が隠されていて、実はトイレットペーパーの原価なんてただ同然。。本来であれば1円とか、その程度で購入できるというのです。

僕は、説明会でトイレットペーパーについて熱い口調で説明をしだす男性を見て「この人、軽くイッちゃってるのかな?」と思いました。

でも、そのあとに続く説明を聞いて、当時、アムウェイのことをほとんど知らなかった僕は、「ほほ~」とも思った。

ダイヤモンド氏がいうには、トイレットペーパーの価格のうち、その大半は広告宣伝費が占めていて、様々な媒体を使って広告を出す大きな企業になればなるほど、広告宣伝費は膨大になっていくという。

つまり、広告宣伝費さえなければ、世の中のものはもっともっとお安く購入できる。そして、それを実現しているのが「アムウェイ」。

このことを知らなかったのだとしたら、今回知ることができたみなさんはラッキーだみたいなことを言ってました。

そして、アムウェイ会員は商品を売ることで広告宣伝費を会社から貰える

そしてここからが本題。

トイレットペーパーの話を熱く語ったダイヤモンドさんは、広告宣伝費についてこのように続けました。

では、どうやってアムウェイの製品を世に広めるのか?それは会員になったみなさんが口コミで広めるのだと。

アムウェイ会員は、良いと思ったアムウェイ製品を世の中に広め、自らを通じて製品を買ってもらい、会社側は浮いた広告宣伝費の中から会員に対して金銭を支払う。

つまり、会員は自らを通じて製品を売れば売るほど、アムウェイからお金を貰えるというわけです。

アムウェイを熱く語り倒すダイヤモンド先輩

また、普通のお店と違って製品を在庫として抱える必要はないので、自分が売れないと判断した製品はアムウェイに返品すればよいとも言ってました。

ただし、ダイヤモンドさん曰く、アムウェイ製品は基本的に良いものが多いので、売ろうとすれば売れるし、もちろん自分で購入して使ってもOK。

日用品も多く扱っているため一度売ってしまえばリピーターもガンガン増えるらしいです。

そして、なによりすごいのが、アムウェイの良さを伝えることで会員を増やせば、自分が紹介した会員の売り上げによって、報酬が貰えてしまう。

もうダイヤモンドさんはアムウェイが好きで好きでたまらないといった感じでした。

ダイヤモンド氏が語った権利収入のすばらしさ

トイレットペーパーの話と併せて、ダイヤモンドさんは「権利収入」についても説明してましたね。

ダイヤモンドさんが言うには、弁護士とか、飛行機のパイロットとか、ここに集められたまぬけな人たちが、逆立ちしてもなれないであろう世の中の高収入な職業を列挙し、「こういった職業に就く人たちが最終的に求めているのは権利収入なんです!」と言ってました。

権利収入っていうのは、働いた見返りとして得る「労働収入」と違い、働かなくても継続的に発生する収入。まぁ、大家さんがもらう家賃収入とかですね。

たしかに権利収入は欲しいです。

そして、アムウェイに参加することで、みんなが追い求めている「権利収入」までもが手に入ってしまう。「やらない理由があったら教えて欲しい」みたいなことを言ってました。

で、なぜか大勢の人が集まる中、「そこの君!」と僕が指名され、質問させられることになったのです ( ゚Д゚)ポカーン

発言を迫られ、場を白けさせてしまった僕

謝罪するパンダ

突然、大勢の前で「やらない理由があったら教えて欲しい!」、「そこの君!」と発言を迫られた僕。なんでや?

今思うと、ダイヤモンド氏が信頼を置く部下であるエメラルドくんが連れてきたカモ友人ということがあったのかもしれないですね。

しかし、僕はというと正直もう飽きてました。。

っていうのが、文章にするとこんな感じですが、けっこう長いこと話すんですよね。黒板に図を描いたりしながら。

で、僕は「話としてはわかったけど、特にやってみたいとも思いません」みたいなことを言ったと思います。

ダイヤモンドさんその節はすみません<(_ _)>。ホントに飽きてました。

ただ、僕がそんなへんてこな返しをしたときの、エメラルドくんのちょっと怯えたような表情は今もハッキリと覚えています。

あとでダイヤモンド先輩に怒られてしまうのかもしれない。「お前からもちゃんと説明したのかよ!」みたいなね。

このことについては本当に反省してます。

でも、今思い返しても、「やらない理由があったら言え」っていうのは、けっこう変な質問ですよ。人が何かをするときというのは、やりたい理由があるからやるわけで。。

もしも、僕があの場で「ホントですね!やらない理由はないですね(感動)」とか涙を流して答えていたら、会場の雰囲気は「やるやるムード」に傾いていたのかもしれませんね…。

説明が終わると、入会する人はその場でサインしてました。

長かった説明会が終わると、ダイヤモンド先輩のダイヤモンドトークに心を動かされた人たちは、その場でサインしてました。

あ、僕はしなかったです。

やっぱり僕が話を聞いて思ったのは「権利収入を謳っておきながら先輩レベルになっても権利収入なんてないのね」ということ。

だって、めちゃめちゃ仕事してるじゃないですか。

イベント会場を抑え、下っ端のエメラルドくんたちに、説明会の日に合わせて、これだけの人数を集めさせる。

これで、入会者が増えなかったら会場費で赤字ですよ。ホント。

そうなったらダイヤモンド先輩だって、指示ばっかり出してるわけにいかないので、足を使って自分で勧誘もしなきゃなんないんだろうし。

一生懸命に勧誘した挙句、冷たくあしらわれたりしたら、いくら先輩とはいえ心が痛むでしょう。心までダイヤモンドじゃないんですから。。

見るからに大変そうなお仕事です。

まとめ

アムウェイだってやりたい人はやればいいと思うんだけど、可哀想なのは、権利収入と聞かされて、何もしなくても儲かると勘違いして入会しちゃう人たちですよね。

自業自得なのかなぁ。。

少なくとも僕は「楽して儲かりますよ」なんて勧誘は受けてないので、最初からそういう風には捉えてなかったけど。

まぁ、当時のことを思い返して強く思うのは、やっぱり楽な仕事なんて、なかなかないんだなぁってことですね。

それでは今回はこの辺で。。

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