徳島名物「阿波踊り」が瀕死の危機に見舞われている




阿波踊り

 

徳島の名物といえば日本を代表する超有名な祭りのひとつ「阿波踊り」。

「えーらいやっちゃ、えーらいやっちゃ、よいよいよいよい」なんて威勢のいい掛け声をかけながら、浴衣姿に編み笠をかぶった女子が踊り狂う。

僕がイメージする阿波踊りといえばこの女踊りというやつで、男踊りというのもあるそうなんですが、それはよく知らない。

でも、今回はそんな僕もよく知らない阿波踊りについてです。

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阿波踊り=徳島県民ウハウハ!と思ってたんだけど、

僕はまだ生で見に行ったことがなく、いつかは行ってみたいと思ってるのですが、僕のまわりなんかでも旅行好きの人だと、阿波踊りを見に徳島に行ったことがあるという人も珍しくありません。

実際に、この阿波踊りが開催される8月12日~15日までの4日間は毎年100万人以上の来場者があるのが普通で、昨年だとその数はなんと123万人。

その内、県外からの来場者は63万人と全体の半数以上にのぼり、「えーらいやっちゃえーらいやっちゃ」の掛け声につられて、やれ宿泊費、やれお土産代とじゃんじゃん徳島県に金を落としていく。

その経済効果たるや凄まじいもので100億円以上と試算されていて、それはもう徳島県民ウハウハの祭りだと思ってたんですが、今この阿波踊りが危機に瀕しているみたいです。

市観光協会の抱える累積赤字は4億円以上

こちらの記事によると、この阿波おどり事業によって市の観光協会が抱える累積赤字は4億円超。

SankeiBiz 阿波おどり事業、徳島市が破産申し立て…

この4億円を超える借入金は、観光協会が支払えない場合、市が負担することになっているんですが、この度、平成30年度からこれを打ち切ることを決定。

さらには債権者の立場から、徳島地裁に市観光協会の破産手続きを申し立てを行ったという。

えらいこっちゃ。。

「踊らにゃ損」と歌っておきながら、踊れば踊るほど損してたとは。。

ここまで膨らんだ赤字の原因については、見物席の改修費やら、雨天時のチケット代の払い戻しなんかを挙げているんですが、それはそれで毎年赤字を超える収入があればいいだけの話。

より一層、観光客にじゃんじゃん金を使ってもらえばいいんだろうけど、そこにはこんな事情もあるみたいです。

宿泊客がまったく伸びないという現状がある

2016年分の宿泊旅行統計調査(確定値)によると、県内に宿泊した延べ人数は238万3000人で、2年連続で全国最下位

~中略~

県観光政策課は「関西から近いため日帰り客が多いことや、宿泊施設の部屋数が他県に比べて少ないことが要因」と分析している。

毎日新聞

阿波踊りで他県から60万人もやってくるのに、いざ泊まろうとすると泊まれない。

そして、車で1時間半も走れば神戸ですから、阿波踊りを楽しんだ観光客は神戸やら大阪やらに帰っていってしまうということでしょうか。

宿泊施設を増やそうにも、阿波踊り期間はたったの4日ですからね。

「思い切って1か月くらいやってみれば?」とも思うんですが、あの有名な阿波踊りがそんなことになってるなんて、やっぱり悲しい。

また、この辺の記事に書いてあるのが本当なら新聞社が利益を独占しているみたいだし、観光協会は割を食った、割りを食い続けてきたということなのだろうか。

観光協会には気の毒ですが、仮に今後、市が阿波踊りの運営にかかわるようになるのであればこの辺はしっかりして欲しいですね。

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