最終回!モンテ・クリスト伯 ネタバレあらすじと感想 ~ドタバタ復讐劇の華麗なるラスト~




モンテさんを追い詰めようとした入間は、逆に一杯食わされくやしがり、未蘭はゲロを吐き気絶し、神楽は監禁され、すみれは生きていた南条に連れさられた前回。
今回はいよいよ感動?のクライマックスです。

モンテさんの復讐の相手、南条、神楽、入間の3人が生存したまま迎えることになった最終回2時間スペシャル。

モンテさんはこの憎き3人とどうやってケリをつける料理するのかのか?

それでは最終回ネタバレストーリーと感想です。

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もう、お義父さんたら~♡ 犯人は「え・り・な」

部屋で一人、ナイフを研ぎながらファリア・真海と過ごした監獄の日々に思いを馳せるモンテさん(ディーン・フジオカ)。

するとそこに守尾信一郎(高杉真宙)が訪ねてきます。

まぁ当然ですよね。

モンテさんにもらった薬を未蘭(岸井ゆきの)に飲ませたところ、鼻血とゲロを同時に垂れ流し集中治療室に運ばれていったんですから…。

「ふざけんなよ!」

とモンテさんにつかみかかる信一郎。

怒りを爆発させる信一郎にモンテさんは「あなただけはこのむごい世界に足を踏み入れないでください」と告げ、秘書の土屋に命じてお引き取り願うのでした。

「絶対ゆるさない(怒)」

土屋に引きずられ泣き怒りしながらそうつぶやいた信一郎の言葉を聞いたモンテさんは、「許しなど求めていない…」と独り言のように呟いたのでした。

その頃、未蘭を失った入間家では、未蘭の継母・瑛理奈(山口さやか)が貞吉(伊武雅刀)に罪を着せるため、さっそく貞吉の部屋でなにやらガサガサ始めていました。

「私とこっそりリハビリして動けるようになってたのに~♪」なんて、寝たきりの貞吉を前に大ぼらを吹いたら準備完了!!

瑛理奈は水を染みこませたタオルで貞吉の鼻と口をふさぐと、ピクピクする貞吉が息を引き取るのを今か今かと待っていました。

「もうお義父さんったら~♪責任をとって自殺なさるなんてホントに残念です♡」

しかし、そこに現れたのは入間公平(高橋克典)。

サッとタオルを隠し、未蘭を心配する入間に「信一郎さんが来てから具合が悪くなったみたい」とか「論文で徹夜続きだったせいかも…」とか、未蘭の死因についてそれっぽいことを話す瑛理奈。

しかし、そこは優秀な警察官である入間。

瑛理奈を部屋から追い出すと、眼球だけは自由に動かせる貞吉に前回モンテさんが使っていた文字ボードを使って質問を始めました。

以前から同ドラマを視聴されている方はお分かりかと思うのですが、貞吉は瞬きを使ってYES、NOだけは答えられるんですよね。

そして、貞吉は文字ボードを使い、未蘭を殺害した犯人の名前をこう告げます。

「え・り・な」

貞吉から衝撃の名前を告げられた入間はしばらく鼻息をふんふん鳴らすと「どうするかは私が決める!」と険しい顔で言ったのでした。

うるさ部屋での拷問、モンテの楽しみはやっぱり南条

「うるせぇ、うるせぇ(泣)」

メトロノームが映し出されたモニターが置かれ「カチカチカチカチ」ずっと鳴り続ける部屋に監禁された神楽(新井浩文)。

神楽が、ボクサーブリーフに靴下、そしてYシャツというナイスなコーディネートで泣き言を言っていると、突如モニターの映像はニュースに切り替わました。

そこでは神楽エステートの社長が行方不明になっていることや、神楽の政治家への賄賂疑惑などが放送されており、ニュースが終わるとまた映像はメトロノームへ切り替わります。

神楽はモニターを壊そうと置いてあったタライみたいなの投げつけるのですが、モニターにはひびが入っただけ。

この耳障りなカチカチ音が鳴りやむことはないのでした。

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その後、神楽を部屋に監禁した張本人・天野が屈強な男たちを引き連れて部屋に入ってきます。

そして始まる殴る蹴るの拷問。

ぶん殴られてひいひい言わされたと思えば今度は覆面をされて水責め。

そう、これはかつてモンテさんが異国の地で受けた拷問と全く同じメニュー。

そして、この神楽がボコボコにされる姿を2階から眺めて楽しんでいたモンテさんなのですが、そこに愛梨(桜井ユキ)からの着信が入ります。

「南条幸男が病院から消えました。すみれも一緒に…」

気を付けたほうがいいという愛梨の助言に「おしどり夫婦が旅行にでも出かけたんじゃないのか?」と余裕をかますモンテさん。

「私が止めます!」と申し出る愛梨にモンテさんは「南条は私の最後の楽しみに取っておく」と告げたのでした。

バチバチな2人、入間は気づいていた?

前回のラストで、南条(大倉忠義(関ジャニ∞))の手によって無理やり連れ去られたすみれ(山本美月)は車を運転させられていました。

「おい、降りろ」

後部座席からの指示に従い車をすみれが車を止めると、降りてきた南条にこう告げられます。

「明日香が愛梨といる。愛梨はショーンさんの娘だ」

明日香が何をさせるかわからないからという理由ですみれに戻れと言う南条。

だったら初めから明日香を病室に置いてくんなよ。アホか。

まぁ、とにかく前回は2人でモンテさんのところに行くと言っていたのですが、突如南条は一人でモンテさんのもとへと向かい、すみれは病院へ戻りました。

そして、病院へ戻ったすみれは愛梨と再開します。

「私といると危険かもしれませんよ」と早々に一発かましてくる愛梨に、すみれは愛梨がショーンの娘でありながら、南条を助けてくれたことにお礼を言います。

しかし、南条を許したわけではないという愛梨は、すみれのことも自分の家族同様に不幸にするつもりだったと告げ、モンテさんにも”すみれを壊していい”って言われたことを明かします。

す「暖はこれからどうするつもり!?」

愛「暖?そんな人、知りません!」

すみれはモンテさんの元婚約者で、愛梨は現在モンテさんとデキてるっぽいので、ちょっとこの2人はバチバチなところがあるんですよね。

とにかく愛梨から発せられる『すみれは引っ込んでろよ感』は強く、

「あなたがちゃんと待っていれば真海さんはこんなことしなかった」

とか言って、責め立てるのですが、鈍感なのか何なのか、愛梨の責めに動じた様子のないすみれは「暖に会わせて…」と食い下がるのでした。

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「残念でしたね…娘さん」

集中治療室の前で未蘭の無事を祈る入間の前に花束を持ったモンテさんがやってきます。

「殺されたいのか?」と怒りをあらわにする入間にモンテさんは平然と答えます。

「もう一度、私を殺すんですか?冤罪で…」

モンテさんの言葉に思わず肩を落とす入間。

入間は妻の瑛理奈が犯人であることに気がついてますからね。

モンテさんはその様子を見ると「おめでとうございます。さすがは入間公平殿…」と持ってきた花束を渡し、いらつく入間にさらに煽りを入れます。

そして、モンテさんは入間が前妻が死んだときから『犯人が瑛理奈だということに気がついていたはず』と指摘し、留美と安堂が一緒に逃走中であること、信一郎を悪用するのをやめるように告げるとその場を去り、残された入間は鼻息をふんふん鳴らしていました。

バカ親子にヒヤヒヤする入間、南条と愛梨の再開

逃走中のバカ親子こと神楽留美と安堂完治。

東京タワーの下で相変わらずヘラヘラしながら安堂にブレスレットを渡したりしている留美に入間から電話が入ります。

入間「安堂完治と一緒なのか?なぜだ?」

留美「あたしたちの子どもだからよ!」

入間はモンテさんが自分を苦しめるために留美をハメたと説明するのですが、留美のほうはというと
「あたしは感謝してるあの子に会えたんだもん」と、やっかい者のオーラを全開にしています。

そのうえ「助けてくれる?」と泣きついてくる留美に入間はある決意を固めるのでありました。

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その頃、モンテ邸に到着した南条は愛梨と対面していました。

南「どうかしてるなあいつ」

愛「そういう風にしたのはアンタたちでしょ」

いつまででも待っていていいという愛梨に「戻ってくるんだろうな?」と念を押す南条。

愛梨は「最後にアンタに会うために…」と言い残すと2階へと去っていったのでした。

復讐か結婚か?晩餐会開催のお知らせとやべえ両親

すみれが暖の母親のお墓に行くと、そこにはモンテさんの姿がありました。

「もう十分だよ!だからここに来たんだよね!ホントはもうやめたいんでしょ!」

モンテさんの姿を目にするや、矢継ぎ早に質問責めするすみれ。

「お母さんはそんなこと願ってない!」

など、復讐に燃えるモンテさんにガンガン揺さぶりをかけていきます。

モンテさんはそんなすみれに、復讐をやめる条件として『自分と結婚すること』を挙げました。

「南条幸男も明日香ちゃんもすべてを投げ捨てて私と一緒になってください。2人だけで幸せになりましょう。そうすれば私は復讐をやめます」

そして「返事は今すぐでなくて結構」というモンテさん、明日モンテ邸で開かれる晩餐会の話を切り出すと、すみれを残しその場を後にしたのでした。

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とある廃ビルの中。

驚く留美の前で、安堂にとっつかまっている入間。

入間を前にしてオラつく安堂に、入間は安堂が”入間と留美の息子”であることを明かします。

入間は、留美が自分の愛人であったこと、妊娠し鎌倉の別荘で切迫早産したこと、すでに息のなかった安堂を保身のために遺棄したことを告げ「すまなかった」と深々と頭をさげます。

そして、かつてわぁ~お♡を繰り返していた留美が母親であることをしった安堂はゲロを吐きます。

「私は嬉しかったよ!あなたが生きてたんだって分かった時、本当に嬉しかったよ…」

ショックを隠し切れない安堂に必死で自分の思いを伝える留美。

そんな2人のやり取りを見て深いため息をついた入間は、安堂を海外に逃がすことを提案します。

安堂「信用できるかよ!一度殺したくせによぉ~!」

留美「この人は誰よりも保身のために生きてるような人なの!自分のためにあなたを逃がしてくれるはずよ!」

もうひどい言われようの入間ですが、一番ショックなのは安堂。

「どうりで俺の人生めちゃめちゃなわけだ…、おまえら最悪にヤベェもん!」

絶叫する安堂に留美は「ごめんね。変なママとパパで」と謝るのでした。

2度埋められて2度掘り返される安堂、( ゚д゚)ポカーン

留美に見送られながら、入間の用意した車に乗り込む安堂。

入間は安堂を乗せ、夜の港までやってくると車を止めました。

「遠洋漁業をやっている知り合いが居てな…」

安堂を連れ、2人きりで人影のない港を歩く入間。

入間は、安堂に留美の妊娠が分かった時は一緒に育てていこうと思ったことなどを聞かせ、安堂を遺棄した時から罪悪感に悩まされ続けてきたことを明かすとこう続けました。

「救われた気分だよ。これ以上罪悪感が増えることはないんだからな。同じことをしても…」

チャキ!

うぐっ!

持っていた警棒で安堂を殴り殺した入間は、さっそく穴を掘って安堂を埋めます。2度目ですね。

しかし、これから埋めようという直前、安堂が息を吹き返します。

「留美さんもグルか…」

息も絶え絶えな安堂からの問いかけに「留美は知らん」と答える入間。

それを聞くと、安堂は留美に貰ったブレスレットを付けた腕をゆっくりと上げ、

「これを母さんに渡してくれ…、それだけ…頼む…」

そう言い残し息を引き取りました。

入間は安堂の手首からブレスレットを外し、ポケットにしまうと、安堂を足蹴にして土の中に埋めました。

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「おい、しっかりしろ!」

しかし、入間が去った後、入間の手によって2度も埋められた安堂を、必死で掘り返す人影。

モンテさんの言いつけにより派遣された秘書の土屋です。

土屋が安堂を掘り返すのも2度目ですね。

どうして安堂は死なないのか?どうして入間はここまで詰めが甘いのか?

とにかく安堂は生きていたのでした。

( ゚д゚)ポカーン

酔っ払いの自分語り、かぐにいに教えてもらった方法

「なんで俺を助けた?」

モンテ邸に押しかけ、モンテさんの帰りを愛梨と共に待つ南条は、モンテ邸にあるいかにも高級そうなワインを空け、いい感じに酔っぱらっておりました。

「暖ちゃんに初めて会ったときヤバいって思った。ずっとアイツには勝てなかった」

酔った勢いで自分語りを始めると、今度は懐からナイフを取り出し、いざとなったら愛梨を人質にとるなどとイキる南条。

しかし、というか、まぁそうでしょうね。

ワインには愛梨の手によってあらかじめ薬が混入されておりました。

そしてワインを飲んだ南条はその場に崩れ落ち、気を失ってしまったのでした。

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監禁→拷問を受け、ボコボコに顔を腫らした神楽。

モニターに映し出されたニュース番組では、神楽が焼死体で発見されたことを告げられていました。

「警察は自殺とみて捜査しています」

淡々と語られるアナウンサーの言葉に、「生きてるよ…、俺、ここにいるよぉ!助けてくれよぉ!」と半狂乱になって叫ぶ神楽。

神楽が施錠された扉に近づき、扉についているのぞき窓から向こう側を見ると、そこには淡々とディナーを楽しむモンテさんの姿がありました。

「何もしてない!俺、何もしてないんだよぉ。ホントにぃ~!」

まさかのモンテさん登場に、ここぞとばかりに泣きつく神楽。

モンテさんはそんな神楽に「わかってますよ。あなたは柴門暖を逮捕させる策を考えただけで通報したのは南条幸男だ」と告げ、

「柴門恵(暖の母親です)の住んでいた土地を奪うために、彼女を孤立させ、餓死に追い込んだ実行犯は寺角類(オラついたクズな先輩)」

と続けます。

モンテさんの言葉に「そうそう、そうだよぉ~」と俺じゃない感をマックスにする神楽ですが、もちろんこんなことで許してもらえるはずはありません。

美味しいそうな料理が置かれた机をドンと叩いたモンテさんは「それが一番悪質なんだよ…」と神楽を断罪します。

そう、モンテさんは自分の手を汚すことなく、人の手を使いながら、自分は罪の意識を感じることなく平然としていることこそ悪だというのです。

その証拠にモンテさんの復讐もほぼほぼ人任せ。

モンテさんは自らの復讐についても、一番残酷な方法としてその手法を使っていたのです。

「かぐにいに教えてもらった方法…」

そう言うと、モンテさんは食べかけの料理をすべて片付けるように指示を飛ばし「安心してください。そう簡単には殺しませんよ」と言い残し去っていきました。

モンテさんが美味しそうに料理を食べていた姿を目にして、お腹ペコペコの神楽。

そんな神楽の前に今度は闇金の天野が食事を持ってやってきます。

喜ぶ神楽に天野はその食事を与えるにあたり金銭を要求してきました。

「パンとスープのセットでちょうど1千万です」

考えられないほどの高額な食事であることは分かっていながらも、空腹に耐えられない神楽は天野に借りた金でその粗末なディナーを購入するのでした。

入間にキレられた留美、モンテさんからプレゼントをもらう

留美の待つ教会へやってきた入間は、安堂の身を案ずる留美に安堂を無事に海外へ逃がしたと嘘をつきます。

「最後になにか言ってなかった?」

そんな留美に、安堂が留美に感謝していたことを告げると「これを…」と安堂に託されたブレスレットを差し出した入間。

しかし、留美はこの入間の態度に「嘘なのね!」と詰め寄ります。

「あの時もあの子は本当に息をしていなかったの!?」

22年前の話を持ち出し、入間を責め立てる留美。

「船の名前は?船長さんは?無線くらいあるでしょ?」「声を聞かせて!あの子をどこにやったの!?」

とにかく入間を信用できない留美が質問をぶつけまくったその時、入間はついにブチぎれます。

「いいかげんにしろぉ!!」

留美を激しく突き飛ばし「できることはやった」と告げ、その場を去ろうとする入間に留美は「人殺しぃ!」と叫びます。

そして、入間が去ったあとも「あなたはあの子を2度も殺したの…?」と嘆き悲しむ留美の前に姿を現したのはモンテさん。

「すべてを知っていたんですね…、ありがとう…」

モンテさんの罠にかかったことに気が付きながらも、死んだはずの息子と引き合わせてくれたことに感謝する留美。

モンテさんは自分の計画には誤算があり、その一つが留美の存在だったことを明かすと、”母親の愛情に感動した証”として留美に持参した封筒を手渡します。

「神の裁きを…」

そう言い残し、その場を去ったモンテさん。

留美はモンテさんに渡された封筒を開け、中に入っていた書類に目を通し「神様、ありがとう…」と呟いたのでした。

嫁と愛人にてんてこまいな刑事部長・入間公平

「公平さぁ~ん、……隠し子がいるの?」

仕事に出かける入間を呼び止め、自分のスマホを突きつけてくる瑛理奈。

恵里菜が差し出すスマホには驚きの文章が記載されていました。

”入間公平と神楽留美には安堂完治という22歳の隠し子がいます。”

先ほど送られてきたというメールには資料も添付されていたとのことで「ホントなのね?ホントなのね?」と泣きそうな顔で問い詰めてくる瑛理奈。

「他にも子どもがいるってことでしょ!?」とキレ気味に迫ってくる良妻の顔をした殺人鬼・瑛理奈に、我慢ができなくなった入間は、ついにあの話を切り出します。

「せっかく未蘭を殺しても、また遺産が減ることになるもんなぁ」

突然の入間の言葉に、戸惑いを隠せない瑛理奈に、入間はなおも続けます。

「お前が未蘭に毒を飲ませた!遺産を守るために出口くんも殺した!金のために妻を殺し、俺と結婚したんだろ!」

瑛「ちがうっ!」

入「ちがわなぁ~いっ!!」

声のデカい瑛理奈に負けない大声で瑛理奈を黙らせた入間は、続けて瑛理奈に引導を渡します。

「慰謝料ならくれてやる…、瑛人を置いてこの家から出ていけ(怒)」

思わぬ展開にぷるぷると小刻みに震えながら愕然とする瑛理奈。

入間は瑛理奈を置いてさっさと仕事に行ってしまいました。

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その当日、警察では安堂完治の公開捜査を行うにあたり、記者会見が開かれていました。

入間もまた、その様子をテレビを通して見ていました。

その時…

「安堂完治は今、静岡の藤島総合病院に入院しています!」

突如、記者会見場に乱入してきたのは、やっぱりあの女、かつての愛人・留美。

「安堂完治の母親はこのアタシ、父親は警視庁刑事部長、入間公平です」

モンテさんにもらったDNAの鑑定書類まで持参して大立ち回りを始める留美の姿に、デスクの上の書類をぶちまけ、

「なんじゃ、やっとるんだ!」

ともう言葉にならない声を上げ、鼻息も鳴らし、テレビの前に移動する入間。

そして、入間がちょうどテレビの前にやってきたあたり、留美は入間を告発します。

「私と入間は22年前、生まれたばかりの安堂完治を遺棄しました、そして昨日の夜、入間公平は安堂完治を警棒で殴り、愛鷹山(あしたかやま)に再び遺棄しました」

生放送ですべてをぶちまける留美。

そして、今度は現在入院中の安堂の写真を引き延ばしたパネルを取り出し、入間に見せつけるようにしてこう続けます。

「でも、彼は生きています!あの子は生きてる!!」

日焼けした真っ黒い顔を紅潮させた入間は、警察署を飛び出すと自宅へ猛ダッシュで向かうのでした。

サイコ妻・瑛理奈の壮絶な死、入間公平ついに壊れる

「瑛理奈、すぐに荷物をまとめてくれ!」

自宅についた入間に、「警察の方からお電話ありましたよぉ♪」なんて、いつもの調子で受け答えする瑛理奈。

「どこで間違えた…、俺はただ…、幸せになりたかっただけだ…」

玄関まで行ったかと思えば、テーブルの上に上半身を預け、倒れ込むなど、とにかくもういっぱいいっぱいな状態の入間。

そんな入間に瑛理奈は「あたしは浩平さんと瑛人と3人で幸せに暮らしたかっただけです」と自身の思いを告げます。

これからすべてを失うであろう入間。

入間は、瑛理奈を力強く抱きしめます。

入「遠くへ行ってやりなおそう…、一緒に来てくれないか?」

瑛「うれしい」

しかし、その直後、瑛理奈は「もう遅い…」と力なく呟くと窓に向かって口から大量の血を噴射。

「おい!おい!」と叫ぶ入間の前で息絶えようとする瑛理奈は「だって浩平さんがいないと意味ないもん…」と言い残し絶命しました。

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瑛理奈の死に何かを悟った入間は「瑛人!瑛人!」と叫びながら息子の行方を捜します。

そして、入間が貞吉の部屋に入った時、やはりここに現れたのがモンテさん。

「きっさぁま~!!」

半狂乱でブチ切れる入間にモンテさんはこう問いかけます。

「昔、あなたが柴門暖を貞吉さんの身代わりにした理由は父親を守るためだったのか保身のためだったのか?貞吉さんの答えはこれです」

そう言うとモンテさんは、貞吉が特殊文字パッドに入力した文章を入間にも見えるようにモニターの向きを変えます。

モニターには”すべてわたしのせいだ”の文字。

「私の死んだ父、ファリア・真海も貞吉はいい奴だと言っていました。残念でしたよねその両親が息子に受け継がれなかった…」

モンテさんの言葉に「おまえに何がわかる!」と怒りの声を上げた入間ですが、保身のために自分の妻と息子を殺したことを指摘されると言い返すことはできませんでした。

前妻については殺したのは瑛理奈ですけど、まぁ、瑛理奈が殺したことを知っていて何もしなかったということでしょう。

そして、モンテさんからすぐに警察が来ることを告げられた入間はついに壊れてしまいます。

「へっへっへっへっ(笑)」

笑いが止まらなくなり、ケタケタ笑いながら自宅の庭に向かうとスコップで穴を掘り始める入間。

貞吉を車いすにのせ、共に頭のおかしくなった入間を見物するためリビングへ移動したモンテさん。

そして入間家を立ち去ろうとするモンテさん。

視線を感じて振り返ると、そこにはモンテさんを睨みながら立ち尽くす入間と瑛理奈の息子・瑛人の姿がありました。

実は元気だった未蘭、モンテさんは暖ちゃん…

「信一郎さん…」

病院で未蘭の回復を待つ信一郎は、自分に向かってかけられた聞き覚えのある声にハッとします。

そう、そこに立っていたのは今もなお危篤状態であるはずの未蘭。

「もう、だいじょぶです」

未蘭にそう告げられた信一郎は未蘭を抱きしめると「すみません、俺のせいで…」と未蘭に謝ります。

しかし、真実はこうでした。

未蘭と信一郎がデキていることに気が付いたモンテさんは、瑛理奈が未蘭を殺そうとしていることをあらかじめ病院へ伝え、あえて面会謝絶にしていたのです。

病院の医師も警察へ届け出ようとしない入間に対して疑惑を抱いていたため、モンテさんの提案を受け入れたということ。

モンテさんが渡した薬は、解毒剤と昇圧剤を調合したもので毒ではなかったとのこと。

その後、医師はモンテさんから預かったという手紙を信一郎と未蘭に渡します。

渡された手紙に書かれたサインは信一郎の見覚えがあるもの。

かつて、信一郎が1億円の借金を背負ったとき、突如郵送されてきた1億円の小切手に書かれていたサインと同じものでした。

っていうか“Monte Cristo S”って書かれているんですけどね。

自己紹介されただけじゃ気がつかなかったんでしょう。きっと。

そして、そこでなぜか思い出してしまったのが柴門暖のこと。

モンテさんがかつての柴門暖であることに気がついた信一郎は小さな声で「暖ちゃん…」と呟いたのでした。

楽しかった復讐劇…、思えばきっかけは些細なことでした

モンテ邸に乗り込むも、ワインをがぶ飲みし、その上、飲んだワインには薬が仕込まれていて気を失ってしまった男・南条幸男。

南条は愛梨の手によって手首を固定された状態で椅子に座らされていました。

そして、暴行を受けながらパンとスープを一千万円で買わされるという拷問に苦しめられていた神楽もまた、独房から運び出されていました。

そして、すみれもモンテ邸に到着。

ようやく最後の晩餐が開催されます。

「お待ちしておりました」

モンテさんが言い終わるかどうかといったところで、身動きができないままテーブルにつかされている南条が「すみれ、逃げろ!」と声を上げます。

そしてテーブルには南条のほかに、ボコボコにされてズボンを取り上げられた神楽の姿もありました。

「少々派手な仕掛けを用意させていただきました」

モンテさんの言葉通り、テーブルの周りにこれでもかとガソリンがまかれていました。

テーブルに置かれたキャンドルに火を灯すため、ガソリンのまかれた上で平然とマッチを擦るモンテさん。

「すみれ座れって!」と急かす神楽と「逃げろ!」と言う南条。

すみれが意を決したようにテーブルについたのを確認すると、ここでモンテさんは最後の晩餐の開催を告げました。

「もうやめて…、こんなのバカげてる…」とビビるすみれを意に介することなくモンテさんはこう続けます。

「まずはこの余興をお楽しみください」

モンテさんがそう言うと部屋のモニターには暖とすみれの結婚式で流される予定だったあの映像が流されました。

暖がすみれにプロポーズし、すみれはそれを受け入れ、『愛は勝つ』でフラッシュモブするあの映像。

ドラマの1話、冒頭で放送されたあの映像です。

黙って映像をみる3人と、映像を見て感想を漏らすモンテさん。

「幸せそうですね。すみれさん」

「この映像、南条さんが作ったんですよね?親友だったんですもんね…」

「神楽さん、踊ってる。雑だなぁ。ダンスはちゃんと連取しないと…」

そして大写しになったかつての自分を見るとモンテさんはこう言います。

「誰ですか?この頭の悪そうな男は…。こういう人間にだけはなりたくないなぁ。人に騙されるのが目に見えている…、でも、本当に幸せそうだ…」

「なんなんだよ、お前」

思わず口を挟んだ神楽にモンテさんは、かつて柴門暖が船長に決まった時に神楽が言った祝福の言葉が嘘だったのか?と問いかけました。

神「そうだよ。ずっと目障りだったんだよ」

次にモンテさんは南条に暖が警察に連行された時、どんな気持ちだったかを聞きます。

南「正直ホッとしたよ…、これですみれを取られないで済むって」

モ「小さな町にくすぶっていた嫉妬でとんでもないことになってしまいましたねぇ」

この異様な状況に耐えられなくなったのか「もう終わりにしよう?」と立ち上がったすみれにモンテさんは、復讐をやめる条件、すなわち『すみれが全てを捨ててモンテさんと結婚するかどうか』問いかけます。

モ「私と結婚してください」

す「…私は真海さんと結婚します」

モンテさんはそれを聞くと、かつて結婚式場で言ったセリフと同じセリフ、「バンザイ」と呟きました。

「やっぱり最後に愛は勝つんだ…」

モンテさんは南条と神楽の拘束を解くと、自分の計画が全て終わったと宣言しました。

「どうぞ、お引き取りください」

モンテ邸を後にする、南条、神楽、すみれの3人。

「ああ、楽しかった」

モンテ邸に一人残されたモンテさんはそう呟くと、ガソリンにまみれたモンテ邸に火をつけました。

モンテさんの死、『待て、しかして希望せよ

明日香と共にお墓参りに訪れたすみれ。

明日香は空に行ったというモンテさんのために、空を飛ぶ鳥の絵を描いてきて、墓前にその絵を飾りました。

”自宅に火をつけた柴門暖が未だ行方不明”といった内容のニュースが流れていたころ、入院中の安堂は意識を取り戻し、そして、警察では神楽と南条がそれぞれ事情聴取を受けていました。

神「正直死んでくれてホッとしてますよ」

南「助けに行ったんですが火の勢いがすごかったんです」

そして、頭がおかしくなった入間は医療刑務所へと入りました。

「人間って悲しいね…」

未蘭がそう言うと、その隣に立つ信一郎は未蘭にモンテさんから貰った手紙を渡します。

手紙に書かれていた言葉は『待て、しかして希望せよ』。

「待って…、それで希望する」

信一郎がそう言うと、未蘭もまた「待て、しかして希望せよ」と繰り返し、そのあとは何も言わず信一郎と未蘭は海を眺め続けていました。

 

 

波打ち際をゆっくりと歩くモンテさん。

モンテさんの向かう先には愛梨の姿がありました。

まとめ

2時間スペシャルでついに最終回を迎えたディーン・フジオカ主演「モンテ・クリスト伯~華麗なる復讐~」。

結局、南条、神楽、入間の3人に対する復讐ってことだったんですけど、見事3人は生き残ったかたちで終了。

入間はおかしくなっちゃったけど、この復讐劇で亡くなったのは寺角と瑛理奈、出口くんの3人かな?

なんか気の毒ですね。

まぁいいや。

感想なんですけど、個人的には非常に見ごたえのあったドラマかと思います。

途中途中で、展開が早い、登場人物が多いなど、見ていて疲れる部分もありましたが、それでも面白かった。

ラストがちゃんと終わったなと言いますか、なんかカッコいい感じでスッと終わったのが良かったですね。

登場人物についてもかなり惹かれるキャラクターが多く、稲森いずみさん演じるスケベ妻・神楽留美やクズ役にハマる俳優・新井浩文さん演じる神楽はもちろんのこと、ラストに向かうにつれ、ボルテージ(クソの)をガンガン上げてきた高橋克典の入間公平なんかも良かったです。

入間公平に関しては、愛人にしろ嫁にしろ若干イッちゃってる女性ばかりが寄ってくるみたいで若干気の毒ではありましたが…。

改めて考えると、もっと入間を注目して見たかった気もするんですけど、好きになってきたころには最終回でしたね。残念。

あとはやっぱりおディーン様演じるモンテさん。

ですます口調でちょび髭で、物腰も柔らかいんですけど、見ていて「ああ、この人、復讐が大好きなんだな…」っていう狂気を感じるというか。

ぶっちゃけこのドラマを見るまでは僕の中で、ディーン・フジオカといえばおばさん受けがいい俳優といったイメージしかなく、男性が憧れる男性芸能人にランクインしたときも (゚Д゚)ハァ? って感じだったんですけど、今ではもう大好物になってしまいました。

好きな俳優も増えたし、良かった良かった。

また、モンクリみたいな面白いドラマに出会えるといいなぁ。たまに見返したくなるようなドラマだと思います。それでは。。

モンテクリスト伯の記事一覧です↓
モンテ・クリスト伯 第1話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第2話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第3話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第4話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第5話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第6話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第7話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 第8話のあらすじと感想
モンテ・クリスト伯 最終回のあらすじと感想

相関図で分かる!ドラマ「モンテクリスト伯」を折り返し地点までざっくり解説
ディーン・フジオカ主演の復讐ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」。 僕なんかはとても面白く見ていて、にやにやキリリ!なモンテ・クリスト・真海が、次回はどんな手口で憎い輩どもを陥れていくのか、毎週楽しみにしているのですが、視聴率はというとそれほど振るわず。。...

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